公立中高一貫校の受検を考え始めると、
「適性検査の作文はどんな問題が出るの?」
という質問をよくいただきます。
実は、適性検査作文は学校ごとに出題形式が異なります。
しかし、大きく分けると2つの形式があります。
この2つを知っておくだけでも、家庭での作文対策は進めやすくなります。
今回は、公立中高一貫校でよく出題される作文の2つの形式について解説します。
適性検査作文は大きく分けて2種類ある
適性検査作文は学校ごとに問題が違います。
ただし、多くの学校では次の2つの形式のどちらか、あるいは両方を組み合わせて出題されています。
- 自分の体験をもとに意見を書く作文
- 文章や資料を読み取り、自分の考えを書く作文
まずは、この違いを理解することが作文対策の第一歩です。
① 自分の体験をもとに意見を書く作文
一つ目は、自分の体験をもとに意見を書く形式です。
例えば、
「協力することについて考えを書きなさい。」
「失敗から学んだことを書きなさい。」
といったテーマが出題されます。
この形式では、体験を長く書くことが目的ではありません。
大切なのは、
- 自分はどう考えるのか
- その理由は何か
- どんな体験がその考えにつながったのか
を順序立てて書くことです。
特別な経験を書く必要はありません。
日常生活の中で経験した出来事でも、自分の考えと結び付いていれば十分評価されます。
② 文章や資料を読み取り、自分の考えを書く作文
もう一つは、文章や資料を読み取って意見を書く形式です。
問題文には、
- 説明文
- 会話文
- グラフ
- 表
- 写真やイラスト
などが使われることがあります。
まず資料から何が読み取れるかを整理し、その内容を踏まえて自分の考えを書くことが求められます。
この形式では、自分の経験だけを書いても十分ではありません。
資料を正しく理解し、
「資料から何が分かったのか」
「それについて自分はどう考えるのか」
をつなげて書くことが大切です。
学校によって出題形式は異なる
適性検査作文は、どの学校も同じではありません。
体験を書く問題が中心の学校もあれば、資料を読み取る問題を多く出題する学校もあります。
字数や制限時間も学校によって違います。
だからこそ、志望校が決まったら最初に確認したいのが検査例集や過去問です。
作文の練習を始める前に、
- どちらの形式が出題されるのか
- 字数はどのくらいか
- 制限時間は何分か
を知っておくことで、効率よく対策を進めることができます。
家庭で最初にやるべきこと
作文対策というと、すぐに過去問へ取り組みたくなるかもしれません。
しかし、最初にやるべきことは「志望校の出題形式を知ること」です。
体験を書く作文なのか。
資料を読み取る作文なのか。
それによって家庭での練習方法は変わります。
形式を知らずに作文練習を続けるよりも、志望校の特徴を理解したうえで練習した方が、効率よく力を伸ばすことができます。
まとめ|まずは「2つの形式」を知ることから始めよう
適性検査作文は学校によって出題内容が異なります。
しかし、多くの学校では、
- 自分の体験をもとに意見を書く作文
- 文章や資料を読み取り意見を書く作文
この2つの形式に分けることができます。
まずは志望校がどちらの形式なのかを確認すること。
それが、作文対策の第一歩になります。
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