小6秋の学校説明会|最後に見るべきは「この学校で6年間過ごせるか」

小6の秋になると、学校説明会への参加もかなり終盤に入ってきます。

春や夏の説明会では、

「どんな学校なのか」

を知るために参加した家庭も多いと思います。

でも、この時期は少し違います。

もう情報を集めるだけではありません。

本当にこの学校を受験するのか。
そして、合格したら6年間通うのか。

そこまで考える時期です。

偏差値は、もうある程度分かっている

小6秋になれば、

学校の偏差値。

過去の入試結果。

大学進学実績。

入試科目。

こうした情報は、すでにかなり調べているはずです。

もちろん大切な情報です。

でも、最後の学校説明会で、もう一度偏差値表を眺めることが一番大切でしょうか。

私はそうは思いません。

この時期に確認したいのは、

「この学校で、この子が6年間過ごしている姿を想像できるか」

です。

合格した瞬間から、6年間が始まる

中学受験をしていると、

どうしても「合格」がゴールに見えます。

でも、本当はそこから学校生活が始まります。

毎朝通う。

授業を受ける。

友達をつくる。

部活動をする。

定期テストを受ける。

先生と関わる。

それが6年間続きます。

だから、

「偏差値が少し高いから」

「大学進学実績がいいから」

だけで決めるのは怖いところがあります。

その学校の中で、本人が毎日過ごしていけるか。

こちらの方が、ずっと長い話です。

学校全体の空気を見る

学校説明会では、パンフレットに書いてある内容だけでなく、

校内の雰囲気も見てほしいと思います。

先生と生徒の距離はどうか。

生徒の表情はどうか。

校内は落ち着いているか。

学校のルールは厳しいのか、比較的自由なのか。

学校によって、かなり違います。

どちらが良い悪いではありません。

その子に合うかどうか。

です。

きっちり管理される方が力を出せる子もいます。

ある程度自由な方が伸びる子もいます。

だから、学校の方針と子どもの性格が合っているかを見る。

これは偏差値表だけでは分かりません。

通学は毎日のこと

意外と軽く見られやすいのが、通学です。

説明会の日に一度行くだけなら、

「このくらいなら大丈夫」

と思います。

でも、それが毎日になります。

朝の混雑。

乗り換え。

駅から学校までの距離。

部活動を終えてからの帰宅時間。

これを6年間続けます。

受験校を決める段階では、

「行けるか」ではなく「通い続けられるか」

で考えた方がいいと思います。

特に遠方の学校を考えている場合は、実際の登校時間帯に一度動いてみてもいいでしょう。

学習面も「入った後」を見る

大学進学実績だけを見るのではなく、

そこに至るまでの学校生活も確認したいところです。

宿題は多いのか。

小テストは多いのか。

補習はあるのか。

成績が下がったときにどうフォローするのか。

塾に通っている生徒は多いのか。

こうした部分です。

面倒見がいい学校が合う子もいれば、

学校から細かく管理されない方がいい子もいます。

ここでも、

学校の仕組みと子どものタイプが合うか

を見たいところです。

親が気に入っても、子どもが通う

学校説明会では、親の方が学校を気に入れることがあります。

教育方針がいい。

施設がきれい。

進学実績もいい。

親から見れば魅力的です。

でも、実際に通うのは子どもです。

最後は本人にも、

「この学校に通いたいと思う?」

と聞いてみる。

ここは大切です。

小学生なので、学校のすべてを判断できるわけではありません。

だから最終判断をすべて子どもに任せる必要はありません。

ただ、

本人が明らかに違和感を持っている学校を、親だけの判断で押し切るのは慎重にした方がいい。

と思います。

偏差値が近い学校なら、最後は「相性」

秋になると、

偏差値が近い学校をどちらにするか。

併願校をどこにするか。

迷うことがあります。

このとき、

「こちらの方が偏差値が2高い」

「大学合格実績はこちらが上」

という比較だけになりがちです。

でも、差が小さいなら、

どちらの学校なら、その子が6年間気持ちよく過ごせそうか。

こちらを重く見てもいいと思います。

中学受験は、

より高い偏差値の学校に入る競争ではありません。

その子が次の6年間を過ごす場所を選ぶ受験でもあります。

まとめ

小6秋の学校説明会は、

学校を知るためだけの説明会ではありません。

もう、

合格後の6年間を考える時期

です。

偏差値。

進学実績。

入試情報。

もちろん大切です。

でも、それだけでは決められません。

学校の空気。

先生と生徒の距離。

学習管理。

通学。

部活動。

そして、本人がそこに通いたいと思えるか。

最後に見るべきなのは、

「この学校に合格できるか」だけではなく、
「この学校で6年間過ごせるか」

だと思います。

中学受験は、合格したところで終わりではありません。

そこから始まる6年間まで見て、最後の学校選びをしてほしいと思います。

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