「毎日コツコツ勉強させた方がよいのでしょうか」
「目標を決めれば頑張れる子なのでしょうか」
「興味を持ったことは調べるのに、宿題になると動きません」
中学受験の勉強を進めていると、同じ方法を試しても、子どもによって反応が違うことがあります。
計画表を作ると動きやすくなる子。
テストや目標があると集中できる子。
納得できるまで考えたい子。
周りから声をかけられることで動ける子。
どのタイプが優れているということではありません。
子どもによって、勉強を始めやすいきっかけや、続けやすい環境が違います。
そこで、サクラサク編集部では、子どもの学習傾向を整理するための無料診断を作りました。
【子どもの勉強法に、唯一の正解はない】
家庭学習について調べると、さまざまな方法が出てきます。
毎日の計画を細かく立てる。
短時間で区切って勉強する。
目標点を決める。
ごほうびを用意する。
興味のある分野から広げる。
どれも、子どもによっては有効です。
しかし、すべての子に同じように合うわけではありません。
たとえば、細かな計画があると安心できる子もいれば、予定が多いほど動けなくなる子もいます。
目標点を示されると頑張れる子もいれば、点数を意識しすぎて不安になる子もいます。
大切なのは、評判のよい勉強法をそのまま取り入れることではありません。
その子が、どのようなときに動きやすいのかを知ることです。
【診断を作った理由】
保護者から学習相談を受けていると、
「やる気がない」
「計画性がない」
「何度言っても動かない」
という言葉を聞くことがあります。
ただ、子どもの様子を詳しく見ていくと、単純にやる気がないとは限りません。
何から始めればよいか分からない。
目標が遠すぎて実感できない。
自分の興味と課題が結びついていない。
間違えることへの不安が強い。
周りからの声かけがないと切り替えにくい。
動けない理由は、子どもによって違います。
それをすべて「やる気」の問題にしてしまうと、声かけだけが強くなり、親子ともに疲れてしまいます。
そこで、勉強への向き合い方をいくつかの傾向に分け、家庭での関わり方を考える入口として診断を作りました。
【この診断で分かること】
診断では、日頃の学習や行動について、いくつかの質問に答えていきます。
その結果から、
どのようなきっかけで勉強を始めやすいか。
何があると継続しやすいか。
どのような場面で手が止まりやすいか。
保護者がどのように関わるとよいか。
といった学習傾向を整理します。
結果は、子どもを一つの性格に決めつけるものではありません。
「この子はこのタイプだから、こうしなければならない」
というものでもありません。
子どもには、複数の傾向が同時に表れることがあります。
教科や時期によって、反応が変わることもあります。
診断結果は、子どもを分類するためではなく、家庭学習を見直すための手がかりとして使ってください。
【診断結果と、普段の様子が違うこともある】
診断をすると、
「思っていたタイプと違った」
と感じることがあるかもしれません。
たとえば、普段は計画的に見える子でも、実際には自分で計画を立てたいのではなく、決められた予定があるから動いている場合があります。
反対に、勉強が続かないように見える子でも、興味のあることなら長時間集中できることがあります。
保護者から見える姿と、子ども自身が感じていることが一致するとは限りません。
診断結果が予想と違ったときは、
「診断が外れている」
とすぐに判断するのではなく、
「どの質問で、この傾向が出たのだろう」
と振り返ってみてください。
これまで見えていなかった子どもの一面に気づくきっかけになることがあります。
【診断結果は、勉強法を変えるために使う】
診断を受けて終わりではありません。
大切なのは、結果を家庭学習にどう生かすかです。
たとえば、目標があると動きやすい傾向が強い子なら、
「夏休み中に全部終わらせる」
という大きな目標より、
「今日は算数の基本問題を三問終える」
という近い目標の方が動きやすいかもしれません。
積み重ねが得意な子なら、毎日の量を少なくしても、同じ時刻に続ける方が合うことがあります。
興味を持つことで力を発揮する子なら、正解だけを覚えさせるより、
「なぜそうなるのか」
を一緒に調べる方が学習へ入りやすくなります。
診断結果を見ながら、現在の勉強法と子どもの傾向が合っているかを確認してみてください。
【保護者の声かけを変えるヒントにもなる】
子どもが勉強を始めないと、
「早くしなさい」
「いつまで休んでいるの」
「計画通りに進んでいないよ」
と声をかけたくなります。
ただし、同じ言葉でも、子どもによって受け止め方は違います。
背中を押されたと感じる子もいます。
責められたと感じる子もいます。
何をすればよいか分からないまま、急かされたと感じる子もいます。
診断結果を使うことで、
時間を伝えた方がよいのか。
最初の一問を決めた方がよいのか。
小さな目標を見せた方がよいのか。
一度本人に選ばせた方がよいのか。
を考えやすくなります。
声かけを増やすのではなく、その子が動きやすいきっかけを作る。
そのための参考にしてください。
【診断は無料で利用できます】
診断は、次のページから無料で利用できます。

質問に答えると、子どもの学習傾向と、家庭での関わり方が表示されます。
保護者だけで回答しても構いません。
子どもと一緒に、
「これはどちらに近いかな」
と話しながら進めてもよいでしょう。
ただし、結果を使って、
「あなたはこのタイプだからできない」
と決めつけないようにしてください。
診断は、子どもの可能性を狭めるものではありません。
現在の学習方法を見直すための入口です。
【まとめ】
中学受験では、
毎日続けること。
目標を持つこと。
自分で考えること。
計画的に進めること。
どれも大切です。
しかし、どこから始めると動きやすいのかは、子どもによって違います。
うまくいかない勉強法を続けながら、
「やる気がない」
「努力が足りない」
と考える前に、その子の学習傾向を一度整理してみてください。
サクラサク編集部では、そのための無料診断を作りました。
診断結果を正解として受け取る必要はありません。
子どもの普段の様子と照らし合わせながら、
「この方法なら始めやすいかもしれない」
「この声かけは合っていなかったかもしれない」
と考える材料にしていただければと思います。
子どもを変える前に、勉強の始め方や家庭での関わり方を少し変えてみる。
この診断が、そのきっかけになればうれしいです。
