小学生の日記はどう書く?作文が苦手な子ほど「型」から始めたい

作文が苦手な子に、

「自由に書いていいよ」

と言っても、なかなか書けないことがあります。

何を書けばいいのか分からない。
書き始めても、途中で止まってしまう。
出来事を並べるだけで終わってしまう。

そんなときは、いきなり自由に書かせるより、まずは**日記の「型」**を使ってみるのがおすすめです。

文章の上達には、ある程度の練習量が必要です。

毎回長い作文を書くのは大変ですが、日記なら短くても続けられます。

大切なのは、上手に書くことよりも、

決められた型で、定期的に書くこと。

ここから始めてみましょう。

まずは時系列を意識する

日記を書くときは、その日の出来事を時間の流れに沿って書くと、文章がまとまりやすくなります。

たとえば、

朝、学校へ行った。
休み時間に友達と遊んだ。
帰ってから宿題をした。

というように、その日の出来事を順番に書いていきます。

文章は、あとから読む人に伝えるものです。

書いた本人はその日のことを覚えていますが、読む人はその場にいません。

だからこそ、

どんな順番で出来事が起きたのか

が分かるように書くことが大切です。

最初は難しく考えなくても構いません。

「朝」「昼」「放課後」「夜」など、時間の流れを意識するだけでも十分です。

出来事だけでなく、「考えたこと」を書く

日記が、

「公園に行きました。遊びました。帰りました。」

だけで終わってしまう子もいます。

もちろん、出来事を書くことは大切です。

でも、作文ではそれだけではなく、

そのとき自分がどう思ったのか

まで書けるようになると、文章にその子らしさが出てきます。

たとえば、

「友達とサッカーをしました。」

だけではなく、

「最後にシュートを決められて、うれしかったです。」

と書く。

あるいは、

「思ったより難しくて、もう一度練習したいと思いました。」

と書く。

出来事に自分の気持ちや考えを加えることで、文章はぐっと伝わりやすくなります。

作文は、事実を並べるだけのものではありません。

自分が何を感じ、何を考えたのかを伝える文章でもあります。

最後に「今日のまとめ」を一文入れる

日記の最後には、

「今日はどんな一日だったか」

を一文でまとめてみるのもおすすめです。

たとえば、

「今日は初めてできたことがあって、うれしい一日でした。」

「今日は失敗もしたけれど、次は頑張りたいと思いました。」

「今日は友達とたくさん話せて楽しかったです。」

というように、その日の出来事を少し大きくまとめます。

これは、具体的な出来事を一度整理して、

自分なりの意味をつける練習

にもなります。

作文でも、

「この経験から何を思ったのか」

「結局、何を伝えたいのか」

をまとめる力が必要です。

日記の最後の一文は、その練習になります。

最初から長く書かなくていい

作文が苦手な子に、いきなり原稿用紙一枚を書かせようとすると、書くこと自体が嫌になることがあります。

最初は数行でも構いません。

たとえば、

  1. 今日あったこと
  2. そのとき思ったこと
  3. 今日のまとめ

この3つだけでも十分です。

大切なのは、

一度にたくさん書くことではなく、書く習慣をつけること。

文章力は、一朝一夕では身につきません。

短くても、毎日や毎週、定期的に書いていく。

その積み重ねが力になります。

日記にも作文にも「型」がある

「作文は自由に書くものだから、型にはめない方がいい」

と思うこともあるかもしれません。

でも、書くことに慣れていない子にとって、完全な自由はかえって難しいものです。

何を書けばいいのか。

どの順番で書けばいいのか。

どこで終わればいいのか。

何も決まっていないと、書き始めるだけでも大きな負担になります。

だから最初は、

型を使って書く。

そして、書くことに慣れてきたら、少しずつ自由にしていく。

この順番でよいと思います。

型は子どもの文章を縛るためのものではありません。

書き始めるための助けです。

親は直しすぎない

日記を書いていると、

「もっと詳しく書いた方がいい」

「この言葉は変だよ」

「ここはこう書いた方がいい」

と、つい直したくなることがあります。

でも、日記の目的が書く習慣をつけることなら、最初から完成度を求めすぎない方がよいでしょう。

まずは、

自分で書いたことそのものを大切にする。

親が文章を作り直してしまうと、子ども自身の文章ではなくなってしまいます。

気になるところがあっても、毎回すべて直す必要はありません。

書くことに慣れる。

自分の考えを言葉にする。

その経験を積むことを優先したいところです。

まとめ

作文が苦手な子ほど、いきなり自由に書かせるより、まずは日記の型を使ってみると書きやすくなります。

ポイントは、

時系列に沿って書く。
出来事だけでなく、自分の考えや気持ちを書く。
最後に一日のまとめを書く。

この3つです。

最初は数行でも構いません。

大切なのは、上手な文章を書くことではなく、

自分で考え、自分の言葉で書く経験を重ねること。

日記は、そのための身近な練習になります。

短くても、決めた型で、定期的に続ける。

その積み重ねが、少しずつ作文を書く力につながっていきます。

あわせて読みたい

サクラサク中学受験診断

お子さんの学び方や伸び方は、一人ひとり違います。

サクラサク中学受験診断では、お子さんの学習タイプや強みが分かる「伸び方タイプ診断」を無料で公開しています。

家庭での声かけや学習方法を見直すきっかけとして、ぜひご活用ください。

サクラサク中学受験診断(伸び方タイプ診断)はこちら