小5になると、模試や公開テストの回数も増えてきます。
結果が返ってくるたびに、
「偏差値が上がった」
「前回より下がった」
と気になる家庭も多いと思います。
でも、小5の時期は、
偏差値が上がった、下がっただけを追いかけても、あまり意味がありません。
なぜなら、毎回のように新しい単元を学んでいるからです。
小5は、常に新しいことを学んでいる
算数なら、
割合。
速さ。
図形。
場合の数。
理科なら、
植物。
電気。
天体。
社会なら、
地理から歴史へ進む。
小5は、毎週のように新しい内容が入ってきます。
つまり、テストのたびに、
何を測っているかが少しずつ違う。
ということです。
だから、
前回より偏差値が3上がった。
今回は2下がった。
その数字だけで、
「伸びた」
「伸びていない」
と判断するのは早いと思います。
見るべきは「この単元ができたか」
たとえば算数。
今回の偏差値が52だった。
それだけでは、次に何をすればいいか分かりません。
でも、
割合はできた。
速さはまだ弱い。
図形では条件整理ができなかった。
と見れば、次にやることが分かります。
大切なのは、
偏差値ではなく、単元ごとの中身を見ること。
です。
できる単元を一つずつ増やしていく
小5の学習では、
一気に成績を上げることより、
できる単元を一つずつ増やしていくことの方が大切です。
今週習った単元を理解する。
問題を解けるようにする。
少し時間がたっても使えるようにする。
そうやって積み上げていく。
その結果として、
あとから偏差値もついてきます。
偏差値を上げようとして勉強するのではなく、できることを増やした結果、偏差値が上がる。
順番はこっちです。
偏差値が上がっていても安心できない
逆に、
偏差値が上がっているから順調。
とも限りません。
たまたま得意な単元が多かった。
周りが苦手な問題で取れた。
そういうこともあります。
だから、
「今回は上がったから大丈夫」
で終わらない。
そのテストでも、
できなかった単元は何か
を見ます。
偏差値が良くても、穴はあります。
偏差値が下がっても悲観しすぎない
同じように、
偏差値が下がったからといって、
すぐに不安になる必要もありません。
新しく習った単元がまだ定着していない。
苦手な分野が多く出た。
原因が分かっているなら、直せばいい。
むしろ小5では、
苦手な単元が見つかったこと自体に意味があります。
小6になってから気づくより、今のうちに見つかった方がいい。
そう考えた方が、次につながります。
「何点だった?」より「どこができなかった?」
テストが返ってくると、
つい、
「何点だった?」
「偏差値いくつ?」
と聞きたくなります。
でも、小5なら、
「どこができなかった?」
「今回、どの単元が弱かった?」
と聞いた方がいいと思います。
数字だけを見る習慣がつくと、
子どもも結果だけを気にするようになります。
でも、
単元ごとにできた、できなかったを見るようになると、
勉強の中身に目が向きます。
模試は、できることを増やす材料
模試や公開テストは、
偏差値を確認するだけのものではありません。
どの単元ができているのか。
どこが弱いのか。
前に習った内容が残っているのか。
それを確認するためのものです。
だから、
結果表を見て終わりにしない。
答案を見る。
単元を見る。
間違いを見る。
そして次の勉強につなげる。
ここまでやって、模試を受ける意味があります。
まとめ
小5は、常に新しい単元を学んでいる時期です。
だから、
偏差値が上がった。
下がった。
その数字だけで一喜一憂しても仕方ありません。
見るべきなのは、
その単元ができたか。
できなかったか。
です。
割合ができるようになった。
植物が分かるようになった。
歴史の流れがつながった。
そうやって、
できる単元を一つずつ増やしていく。
小5では、その積み重ねの方が大切です。
偏差値は結果。
見るべきは、学習したことが積み上がっているか。
そこを大切にしてほしいと思います。
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